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文化財のひろば・シリーズ164

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北海道森町

■森町の縄文土器(1)
森町の縄文時代の遺跡から出土した縄文早期(約9000年前~7000年前)、前期(約7000年前~5000年前)、中期(約5000年前~4000年前)の土器にみられる主な特徴をご紹介いたします。
最も古い土器は縄文早期で、約8000年前のものが出土しています。短い縄を押し付けたり貝殻の先端を押し引いたりして土器に文様がつけられています。
縄文前期や縄文中期の土器は、バケツや筒に似たような器の形をしており多種多様な縄目模様が付けられています。縄文中期になると大きな突起や立体的な装飾をつけるものが多くみられます。東北地方北部で使われている土器にも共通する特徴であり、東北地方との交流があったことを示しています。
森町遺跡発掘調査事務所では、縄文土器を時期ごとに並べて展示しています。今回ご紹介したもの以外にも様々な特徴を持つ土器が多数ありますので、ぜひご覧ください。

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