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文化財のひろば・シリーズ165

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北海道森町

■皆で鷲ノ木遺跡を考える
令和5年10月14日(土)に「鷲ノ木遺跡の整備を知り、考える会」が、10月24日(火)には「鷲ノ木遺跡の整備を語る会」が開催されました。
「鷲ノ木遺跡の整備を知り、考える会」では10名の方が参加し、史跡鷲ノ木遺跡整備委員長の長沼孝氏(公益財団法人北海道埋蔵文化財センター理事長)とともに現地を視察して史跡整備のイメージを知ってもらいました。公民館では長沼委員長による国内外の遺跡の事例を紹介の後、参加者から整備に関するご意見やご要望をいただきました。
「鷲ノ木遺跡の整備を語る会」では、史跡鷲ノ木遺跡整備委員4名に専門分野(考古学・保存科学・造園学)の観点から鷲ノ木遺跡の整備のポイントを語ってもらい、12名の参加者と史跡整備の方向性等について意見を交わしました。
両日の意見交換会を通じて寄せられたご意見の一部を紹介いたします。

・鷲ノ木遺跡のPRに力を入れてもらいたい
・園路に手すりやベンチ、休憩スペースを設けてほしい
・縄文時代を体感できるような環境にしてほしい
・子どもたちが体験できるイベントやグッズ制作がほしい
・石が劣化する原因は何か
・埋め戻して別の場所にレプリカを作ってもいいのではないか

このほかにも紹介しきれないほどたくさんのお声をいただいており、教育委員会では縄文時代の人々が造った実物を現地でお見せすることが、遺跡の価値を伝える上で重要な方法であると考えています。皆様からのご意見ご要望を参考として令和9年度の公開に向けて整備を進めていきたいと思います。

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