■全般概要
山頂火口原浅部の活動がやや活発化しています。今後の火山活動の推移には注意が必要です。噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)の予報事項に変更はありません。
■噴気など表面現象の状況
山頂の監視カメラで、昭和4年火口のごく弱い噴気を観測する日が時々ありました。各火口の噴気活動は引き続き低調な状態です。
■地震及び微動の発生状況
7日に山頂火口原浅部を震源とする振幅の小さな火山性地震が一時的に増加しました。山麓観測点による7日の日回数は9回で、そのうち7回は低周波地震でした。火山性微動は観測されていません。
■地殻変動の状況
GNSS連続観測では、2022年頃から山頂火口原浅部の膨張を示すとされるわずかな変化が一部の基線で認められています。
問合せ先:函館地方気象台
【電話】0138-46-2211
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