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令和6年度町政執行方針(7)

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北海道森町

▼地域新エネルギー
近年の異常気象発生に対し、地球温暖化防止の取組みが重要であるとの認識のもと、令和2年度に「森町気候非常事態宣言」、昨年度には「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。引き続き、町民一体となって温室効果ガスの削減に取り組み、安心して暮らし続けられる環境づくりを推進してまいります。
また、「森町地域新エネルギービジョン」に掲げる3つの重点プロジェクトのもと、新たに建設する公共施設に新エネルギー設備の導入を図ってまいります。
本年度も、環境負荷の小さい再生可能エネルギーを普及促進させることを目的に、住宅用太陽光発電システム及び定置用蓄電池の設置者に対する費用の一部を助成してまいります。

▼住宅、宅地
▽町営住宅
「森町公営住宅等長寿命化計画」に基づき、本年度はポプラ団地6号棟・アカシヤ団地3号棟・上台団地55号棟の解体工事、度杭崎団地B棟の屋根外壁等改修工事に向けた調査設計、みどりヶ丘団地及び度杭崎団地の非常用照明設備の整備・改修に取り組んでまいります。
今後も計画的な修繕・改修に取り組み、施設の長寿命化と住環境の整備に努めてまいります。

▽空家等対策
「森町空家等対策計画」に基づき、適正管理の啓発に努めるとともに、所有者に対して助言・指導を行ってまいります。
特に危険な空家を除却する場合につきましては、所有者の自発的な除却を促進するため、費用の一部を助成する補助金制度を引き続き実施してまいります。

▽定住対策
地方移住の流れを捉え、世代や家族構成、目的などターゲット設定を意識した取組みを展開してまいります。
豊かな自然環境を活かした定住対策用地の分譲を継続するとともに、地域おこし協力隊員自身の移住経験を活かした移住体験事業を通じて、若い世代や都市部からの移住・定住を推進してまいります。
引き続き、地域おこし協力隊を積極的に受け入れ、任期終了後も当町で活動できるようサポートすることにより定住・定着を促進し、協力隊OB・OGや現協力隊のネットワークの活用と情報の発信に努め、関係人口の創出を進めてまいります。
さらには、町と大学等との連携によるインターンシップ事業を通じ、若年層の関係人口の増大を図るとともに、当町を訪れた学生と協力隊とが連携し、首都圏での移住フェア等にて、来場者に直接呼びかけを行うことにより、若者が若者を呼び込む流れを構築し、移住・定住に繋げてまいります。

▼公園・広場・緑地
青葉ヶ丘公園などの都市公園につきましては「森町公園施設長寿命化計画」に基づき、遊具及び施設の修繕や改修を行ってまいります。また、その他の公園・広場につきましても、老朽化した施設を計画的に改修し、芝の管理や樹木の整枝など、適切な維持管理に努め、憩いの場を確保するとともに、観光資源である桜の保存や長寿による老化にもしっかりと対応してまいります。

▼上・下水道
▽水道事業
水道事業につきましては、適切な資産管理を推進し、安心・安全な水の供給と経営の安定、さらには行政サービスの向上に努め、効率的な経営体制の確立を図ってまいります。
また、水道施設更新計画の改定、配水管移設更新工事、その他の施設整備や維持管理を行い、持続可能な事業運営の構築を目指してまいります。

▽下水道事業
下水道事業につきましては、ストックマネジメント計画に基づき、森浄化センターの機械・電気設備更新工事を実施してまいります。
引き続き下水道管渠の新設工事と排水設備工事の促進に取り組み、効率的な施設の運営及び修繕整備を行い、下水道普及率、接続率の向上に努めてまいります。

▽水道未普及地域飲用水確保対策
平成23年4月より森町水道未普及地域飲用水確保対策事業補助金交付要綱に基づき森町内の水道未普及地域世帯井戸掘削工事等に要する費用を補助することで住民の健康維持、飲用水の安全対策を図ってまいりました。
令和4年度には、町外からの転入世帯を含む新築住宅を建設する方に対しても補助を行うこととし、対象を拡充してまいりました。
さらに、本年度からは、対象に集合住宅の新設を含め、水道未普及地域の更なる飲用水の安全対策を図ってまいります。

▼道路・交通
国道5号の赤井川地区における片側2車線化につきましては、引き続き七飯町と連携して、国に対し強く要望してまいります。
大沼レイクゴルフ場から大沼湖畔道路までの「道道大沼公園鹿部線改良事業」につきましては、北海道に対し早期完成を要望してまいります。
本年度の道路事業につきましては、継続的な舗装のパッチングやオーバーレイなどの補修工事、側溝や雨水桝などの排水整備工事を実施し、道路及び排水施設の維持管理・整備促進に努めるとともに、橋梁長寿命化事業につきましても継続して点検及び改修に取り組んでまいります。
さらに、円滑な除雪作業や大雨等の状況把握を目的とした気象状況監視カメラの設置を試行的に行ってまいります。

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