4月27日から5月12日までの16日間、今年で75周年を迎えるもりまち桜まつりが開催され、道内外から16万人を超える花見客が森町の桜を堪能しました。
4月27日には、オープニングセレモニーのテープカットを始め、かぼちゃ団子無料配布、お花見お茶会の席が設けられ、風情ある日本の文化に触れました。
ステージでは、高田ともえさんと峰功治さんの歌謡ショーに続き、津軽民謡・津軽三味線ステージ公演、シブリングスのライブが行われ、惜しみない拍手と声援が送られました。
4月28・29日に開催されたお花見コスプレinもりには、アニメやゲームのキャラクターに扮したコスプレイヤーが町内外から参加し、花見客らの撮影に応じるなど幅広い世代の交流が図られたほか、同日に行われた全国犬猫飼い主を探す会では、計60頭の犬猫が来町し、親子連れや夫婦など多くの来場者が訪れました。
5月1日に森高校生による道南スギのコースター販売が行われると、花見客や外国人観光客が訪れ、生徒たちは充実した時間を過ごしました。
5月3日、会場内に移動動物園が設営されると多くの親子が列を作り、子どもたちの笑顔が溢れ、森青年会議所子ども縁日「ね貝桜をつくろう」では、桜色に染められたホタテ貝に願い事を記して桜木を模した枝にくくりつけました。ステージでは、森中学校吹奏楽部の演奏に来場者から大きな拍手が送られました。
恐竜ティラノサウルスの着ぐるみを着てコースを駆け巡る第1回ティラノレースinもりには、大人から子どもまで24名が参加し、周囲の声援に応える走りに会場中が盛り上がりを見せました。
5月4日のステージでは、もりまち太鼓と砂原権現太鼓の演奏のほか、砂原神楽会による松前神楽歌舞が披露され、花見客はステージに惹きつけられました。5月5日、自衛隊広報ブースには装甲車両等が展示され、親子連れで賑わい連休最終日を満喫した様子でした。
5月11日、慶応義塾大学の学生が森町産のはじき野菜を販売したほか、第5回カラオケ採点バトルが行われ、函館市出身のお笑いコンビ・ダブルグッチーが司会を務め、25名が歌唱力を競う中、スペシャルゲスト・木山裕策さんがヒット曲「home」ほか全4曲を披露されると、鳴り止まない拍手が送られました。
5月12日、演歌歌手・市川由紀乃さんをゲストに迎えたもりまち桜まつり歌謡ショーが開催され、最新曲「ノクターン」ほか全8曲を披露し、押し寄せた来場者を魅了しました。
また、森町家畜共進会場では森町馬桜会が主催する森町桜まつり協賛第15回ばん馬競技大会が開催され、観覧者はばん馬の魅力と迫力に目を奪われました。まつりの終わりには小雨の中、もりまち桜まつり75周年記念花火大会が決行され、約1、700発の花火が会場を彩り、桜まつりの幕がおろされました。
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