■静岡県森町長 太田康雄
北海道森町の皆様、明けましておめでとうございます。
令和7年の初春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年も北の森町と南の森町は、様々な交流をいたしました。4月には伝統文化交流事業訪問団の皆さんが来町され、南の森町で初めて松前神楽を披露してくださいました。軽快なテンポで軽やかに舞うこどもたちに、大きな歓声が上がりました。5月には北の「もりまち桜まつり」にお招きいただき、いつもながらの温かく盛大な歓迎に感激いたしました。11月には南の「第37回森町産業祭もりもり2万人まつり and 農協祭」に岡嶋町長はじめ物産協会などの皆さんが多数お出かけくださり、威勢の良い販売で賑わいを添えてくださいました。産業祭は好天に恵まれて昨年を上回る多くの人出となり、人気のサケは瞬く間に完売しました。
昨年2月に私が、そして10月には岡嶋町長がそれぞれ再選され、引き続き町政を担うこととなりました。北の森町の皆様との交流は57年目を迎えますが、先人が積み重ねられた歴史を大切にするとともに、これまでの交流に加えて「E–bike」や「台湾」といった共通のキーワードを活かしながら、互いの発展を期して両町の友好をさらに深めてまいりたいと願っております。
結びに、貴町のますますのご発展と、新しい年が皆様にとりまして幸多き年となりますことを心から祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。
■青森県外ケ浜町長 山﨑結子
あけましておめでとうございます。森町の皆様におかれましては、希望溢れる新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
まずは昨年の「森町さわらふるさとまつり」におきまして、我々外ヶ浜「権四郎ふるさとの会」に対し、心温まるおもてなしをいただき、誠にありがとうございました。
また、当町で開催した「外ヶ浜町港まつり」には岡嶋町長・木村議長をはじめ多くの関係者の皆様に、「龍飛・義経マラソン」には多くの森町民ランナーの方にご参加いただきました。お陰様でどちらも盛会に開催することができ、改めて感謝申し上げます。
さて、当町では昨年4月に「大平山元遺跡」のガイダンス施設をオープンしました。既に来場者数は1万人に迫り、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」への関心と知名度の高まりを実感しています。ちなみに昨年、貴町と当町は「縄文シティサミット」に仲間入りし、洞爺湖で開催された大会にも初参加いたしました。全国から訪れる縄文ファンの多くは、近隣の遺跡をいくつか見て回る傾向にあります。コロナも落ち着きを見せており、今後は道南と青森を周遊する観光客がさらに増加することを期待しています。
最近は変化の激しい時代と言われていますが、縄文時代から続く森町と外ヶ浜町が、今後も友好関係を築き、絆がさらに深まっていくことを期待しております。
結びに、森町のますますのご発展と町民の皆さまのご多幸をご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>