川を守り、山と海をつなぐ
◆流域草地緩衝帯地質改良事業(草刈事業)について
今回は、令和5年度新規事業の「流域草地緩衝帯地質改良事業(草刈事業)」についてご報告します。
▽事業の目的
牧草地に隣接する河畔林の下草を等間隔で筋状に刈ることで、土の酸欠状態を改善し、河畔林の緩衝機能回復を図ります。
▽作業日時
令和5年7月14日 9時30分~13時
▽作業場所
古多糠川上流部の牧草地
▽参加者
3者会議メンバーおよび技術アドバイザー 計25人
▽作業内容
・草刈り
牧草地に隣接する河畔林の下草を、U字状に幅2メートル、10メートル間隔で川に突き当たるまで筋状に刈る。
(施工概要図の赤線部が草刈り箇所)
※詳しくは広報紙をご覧下さい。
・採土
草刈りを行った箇所のうち、7地点で土を採取。土は、草刈り箇所の「草地側」「中間部」「奥側」の3地点で、浅い部分と深い部分の2つに分けて採取する。
・土壌の酸素量測定
採土した地点の、1番深い場所の土を使って酸素の量(※ORP)を測定する。
※酸化還元電位。数値が小さいほど酸素が少ない。
10月25日に再び採土を行い、施工後の数値の変化を調査、分析中です。結果は改めてお知らせします。
・赤線部(全32本)を草刈り
・黄色丸印(全21地点)で土を採取
・土は表層と底層で分ける(全42サンプルを回収)
※詳しくは広報紙をご覧下さい。
水産課水産担当
【電話】85-7245
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