◆生坂村と標津町の中学生交流事業を実施
長野県生坂村との中学生交流事業が10月20~22日に行われました。
この事業は、中学生がそれぞれの地域を訪れて、文化や歴史、自然などの違いを学ぶことで、社会への視野を広げることを目的としており、平成30年から実施しています。今年は14人の生坂中学校生徒が本町を訪れ、標津・川北両中学校2年生と交流しました。
交流会やカヌー体験、新巻きづくりなどの活動を通じて、他地域の生徒とともに本町の歴史や文化を学ぶことができた貴重な体験となりました。本町生徒たちは来年、修学旅行で生坂村を訪問し、今回交流した生坂中学校生徒と再会します。
◆町の産業環境保全3者会議で植樹活動
標津町農業協同組合、標津漁業協同組合、町が構成する、標津町産業環境に関する3者会議が、10月26日に「川を守り育てる植樹活動」を西北標津川下流域で実施しました。
平成22年の設立以来、川の環境保全を目的に取り組んでいるこの活動は今年で11回目。令和3年度に植樹した約0・5ヘクタールの私有地にハルニレやヤチダモ、ミズナラなどの苗木300本を補植しました。
当日は、農業や漁業関係者など各団体から54人が参加し、将来の自然豊かな河川環境を見据え、一本ずつ丁寧に植樹活動を行いました。
◆連携強化へ新たな一歩 協定記念式の開催
11月2日、生涯学習センターあすぱるで、東京文化財研究所との連携協定記念式が行われました。
この式典は、和紙作りや文化財の修復などに活用される樹木「ノリウツギ」に関する研究の相互協力などを内容とした協定が6月に締結されたことを記念して行われたもの。山口町長と齊藤所長が確認書に署名し、今後の体制強化に向けてお互いが持続的な協力関係を築き上げていくことを再確認しました。
終了後には、建石センター長、早川室長から、文化財保護やノリウツギに関する講演が行われ、さらに深い理解を得ることができました。
◆日本遺産「鮭の聖地」の物語を全国にPR!
地域の推進協議会「鮭の聖地メナシネットワーク」が、11月3〜4日に東京都八王子市で開催された「日本遺産フェスティバルin桑都・八王子」に出展しました。
このイベントは、文化庁や地域の協議会などが主催する日本遺産の魅力を広く発信するイベントで、毎年日本遺産認定地域で開催されており、令和2年から参加しています。
地域産品の販売などを通して「『鮭の聖地の物語』~根室海峡1万年の道程~」のストーリー紹介を行い、たくさんの方に「鮭の聖地」を知っていただく機会となりました。
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