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自治体の皆さまへ

まちの声 444

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北海道標津町

◆体験のその先
清野 和之(せいの かずゆき)さん(共栄旭町)
南知床標津町観光協会

私は、標津町で観光協会・学習塾学研教室の仕事をしています。昨年標津町で結婚し現在、妻と義母の3人で川北に暮らしています。

川北に初めて訪れたのは、10年前になります。教師を目指す学生のための農村ホームステイを根室管内の農協青年部のご協力を得て実施し、合宿をして農家さんと交流をするという企画を行ったことがきっかけでした。この仕事を通じて、川北の酪農家さんと出会い、自己変革と実体験を積むことを目的に、以前勤めていた会社の研修の一環で、住み込みで働かせていただきました。体験の重要性を感じつつも、体験することと、実際に続けることの違いについて身を持って感じ、体験のみでは分からないことが分かりました。そして、自ら考え行動し挑戦することが大事と思い、標津町に住み続けることを決心しました。

観光協会では、日本遺産「鮭の聖地」のストーリーを活用した観光地域振興を行うことが主な仕事です。今年度、観光協会のホームページをリニューアルしました。「けさのさけ」という鮭と循環をイメージしたサイトです。まちへの入口となる観光サイトを目指し、観光から移住まで繋がるようなコンテンツを紹介しています。鮭の聖地の源流の町である標津町のことをより多くの方に認知してもらい、交流・関係人口増、社会経済・文化環境保全などの効果があることを期待しています。

まちづくりはまず個の力があって、それを地域のために生かす人が増えることで、町全体が活性化していくのだと感じています。地域の光を観てもらう観光、地域の光を示す地域づくりを行うまちの一助になれればと思います。今後ともよろしくお願いします。

次の「まちの声」は、河島圭悟さん(北川北)です。

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