令和5年度各会計決算がまとまりましたので、本町の財政状況を『郷土(まち)の台所事情』として今月号と来月号の2回に分けて町民の皆さまにお知らせします。
◆令和5年度各会計決算の状況
▽一般会計
行政運営の基本的な経費が計上されている会計
収入 81億5,178万円
支出 78億4,777万円
差引 3億401万円
(支出前年比+15.0%)
・経常収支比率89.3%(前年度74.5%)
財政構造の弾力性を測定する比率。この比率が低いほど財源に余裕があると考えられます。前年度の全道平均は91.0%でした。
▽特別会計・企業会計
特定の収入で事業を行うために設置された会計
・特別会計
・企業会計
簡易水道事業および下水道事業は、令和5年度より地方公営企業法適用事業となったため、病院事業と同じく収益的収支と資本的収支に分かれました。したがって、前年との比較が難しいため前年比は「-」としています。
収益的収支=管理運営の収支、資本的収支=施設整備の収支
◆健全化判断比率の状況
道内自治体の財政破綻などをきっかけとして制定された「自治体財政健全化法」に基づき、財政の健全性を判断するための比率を算定しましたのでお知らせします。
▽健全化判断比率の概要
この法律では4つの比率で自治体財政の健全性が、1つの比率で公営企業(料金収入のある特別会計)の経営の健全性が判断されます。対象となる会計や事業は次のとおりです。
▽健全化判断比率の算定結果と基準
令和5年度決算に係る比率の算定結果と健全化を判断する基準は次のとおりです。
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