◆配達という仕事
髙橋 靖(たかはし やすし)さん(桜ケ丘町)
標津郵便局
本町で郵便局員をやっている髙橋靖です。私は川北で生まれ、川北の小学校中学校に通学していました。高校も標津高校に行き卒業後は中標津で働いていました。その後はいろいろあり、現在は標津郵便局で働いています。配達で見かけたことがあるという方もいらっしゃるかと思いますが、私は今日も元気に町を回ったり局内で作業したりしています。郵便局員という仕事は配達だけではなく、郵便物の仕分けや窓口での作業と多岐に渡ります。1年の中で年末年始が一番の大仕事になるのですが、気持ちを伝えるための葉書や手紙を届ける「配達」という仕事に誇りを持って働いています。
元々私は人と接するのがどちらかといえば苦手な方でした。話すのが嫌いということではなく、自分の気持ちを伝えるのが恥ずかしく思っていました。この仕事についたのは、最初は生活のためで、初めに述べたような大層な想いはなかったのですが、「ありがとう」「ご苦労さま」「荷物よろしくね」など配達を通していろいろな言葉を交わし笑顔に触れることで、自分の中で仕事に対する気持ちが少しずつ変わっていくのを感じました。今では「配達」という仕事がとても気に入っています。
2024年が始まり、年のはじめから能登半島の大地震や飛行機炎上事故などがあり、あまりいいニュースがありませんが、これからは良いことが増えてくることを心から願っています。もし町で私を見かけたら気軽に声を掛けてくださいね。あなたの心、大切にお運びいたします。
次の「まちの声」は、佐藤大樹さん(寿町)です。
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