◆夢やぶれても
佐藤 大樹(さとう だいき)さん(寿町)
光洋警備株式会社
皆さん、こんにちは!そうです、僕です!だいきで~す!ちなみにおとめ座です!
私は川北で生まれ川北で育ち、いや、川北の皆さまに育てられ長い年月を川北で過ごしてきました。隣町の高校に進み、その後は札幌の専門学校へ進学しました。将来の夢などは全くなく高校まで過ごしていたので卒業後は就職を考えていました。そんな私に、担任が「専門学校へ行って税理士を目指せ、お金持ちになれるぞ」と言いました。私はお金持ちになることにしました。それは何も難しいことではありません。簡単なことです。専門学校は書類を出せば合格、入学して卒業するまでに税理士の試験に受かっていれば良いだけの話です。頭脳には自信がありました。頭脳には自信があったのです。大事なことなので2回言いました。
しかし初めて手にした夢は一年も経たずに儚く散りました。私は天才でも奇才でも秀才でもなかったのです。努力も我慢も忍耐も嫌いな私は税理士試験の挑戦権も取れませんでした。人生初めての挫折かもしれません。
そんな私が今では、2人の子どもに努力や我慢を教えています。会社の部下にも仕事に対する努力や忍耐を教えています。まさに偉そうにごめんなさいです。
最後に、夢がなくても夢が叶わなくても私はこんなに立派になりました。素敵な嫁に可愛い子どもが2人もいます。夢やぶれても会社で役員として働いています。だから夢を持つことは大事かもしれませんが、叶うかどうかは関係ありません。夢やぶれても新たな夢は見られるはずです。一度しかない人生、夢に夢を見ながら毎日楽しく過ごしていきます!
次の「まちの声」は、佐藤譲さん(寿町)です。
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