前回の鈴木さんからバトンタッチされました今村です!標津高等学校在学中、東北地方で防災に関する研修に参加させていただきました。私が3年間研修に参加して感じたこと、伝えたいことについて話したいと思います。それは「防災を自分事に考えることの大切さ」についてです。
まず、災害時の状況をイメージしてください。一緒にいる人は、家族・同級生・同僚・初めましての人など、いろいろな想定ができると思います。そんな時、一緒にいる人が自分の行動を指示してくれる訳ではありません。それぞれが、自分の命を守るため、自分の知識や経験を元に判断をして行動します。『津波てんでんこ』という言葉があるくらいです。避難する時はバラバラになる可能性が高いでしょう。その時に『率先避難者』となり、『想定にとらわれず』『最善を尽くす』ためには、災害や避難に関する知識や理解を深める必要があると思います。そして、災害と避難について考えること自体が、すでに防災であると思います。
やはり、おのおのが防災について自分事として考えるようになること。これが、多くの命が助かる未来に繋がると思います。この話をきっかけに、防災を自分事として考えてもらえるようになると嬉しいです。
執筆者
今村 歩乃華(いまむら ほのか)さん
(標津高等学校3年)
問合せ:住民生活課危機管理室
【電話】85-7243
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