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「日本で最も美しい村」連合ニュース VOL.61

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北海道標津町

「日本で最も美しい村」連合加盟の福島県昭和(しょうわ)村をご紹介します。

◆昭和村
昭和村は福島県の西部、奥会津の雄大な山々に囲まれ、標高400m~700mに10の集落からなる人口約1200人の山村です。昭和村には、日本で2番目に古い矢ノ原湿原や上流に生活圏のない渓谷など自然の美の宝庫です。また、築80年を超える木造校舎「喰丸小」や昔ながらの古民家が数多く残り、どこか懐かしい農山村風景が広がっています。
イラクサ科の多年草である「からむし」の栽培を古くから続けており、その栽培技術の一部は、国の選定保存技術となっています。繊維を織り上げた「からむし織」は、軽く丈夫で、その涼やかな着心地は氷をまとったようと表現され、国の伝統的工芸品に指定されているほか、繊維を新潟の小千谷縮布や越後上布の原料として供給しておりユネスコ無形文化遺産も支えています。
さらに「宿根カスミソウ」の生産が盛んで、「昭和かすみ草」というブランドで、主に夏秋期に出荷しています。冬に大型ダンプ300台分の雪を雪室と呼ばれる貯蔵施設に貯め、出荷のピークを迎える夏場にその冷気を使って鮮度を保持しています。昭和かすみ草は高品質で全国各地28カ所に出荷されています。

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