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自治体の皆さまへ

まちの声 451

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北海道標津町

◆世代を超えて
佐藤 譲(さとう ゆずる)さん(寿町)
酪農業

川北生まれ酪農育ち。小中川北、高校は標津で、酪農学園大学で江別市に4年間、実習で4カ月大分県にいた以外は川北です。私は妻と娘と息子の家族4人で住んでいます。まちの声は若い頃から見ていたのですが、まさか自分に声がかかると思ってもみなかったのですごく嬉しいです。

私の娘は14歳、息子は11歳で、2人を見ていると私はこの頃何をしていたのか、何に夢中だったのか思い出します。小5の頃は吹奏楽部に入りホルンを吹いたり、同級生と自転車で開陽台に行ったり、一輪車マラソンに出場するため一輪車でサーモンパークに行き必死に練習しました。中学は野球部に入り野球漬けの日々でした。今では野球観戦しながら息子とあーだこーだ言うのが楽しみです。

去年11月には怪獣映画を息子と2人で観てきました。私は小学生の頃から怪獣映画が好きで、両親に釧路の映画館へ連れていってもらい毎年怪獣シリーズを観ていました。あの頃は、怪獣がかっこいいとか、迫力が凄いとか、それくらいの気持ちで観ていましたが、改めて観ると人間ドラマがたっぷりあるんですよね。なので、怪獣映画を観ている途中、息子にはつまらないかな?と気にしつつ、映画が終わったあと「おもしろかった!」と喜んでくれたのでホッとしました。その後も、怪獣はなんで巨大化して放射熱線を吐けるようになったのかを教え、私が30年前に好きだったものを息子と話していると感慨深く嬉しいです。用事で音更町に行く機会がありました。そこで運命的な出会いが。なんと怪獣の巨大フィギュアが展示していました。しかも子どもの頃、映画館で観たモデルだったので驚きました。ずっと見ていたかったのですが時間もないので「また来るね!」と言って…。

私のことを長く書きましたが、皆さまも春の寒暖差に気を付けながら新学期、新生活を楽しんでいきましょう。

次の「まちの声」は、櫻井孝裕さん(西川北)です。

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