◆野生動物と人との関係を考える
3月15日、「標津アニマルプロジェクト報告会」が川北生涯学習センターで開催されました。
この報告会は、農業被害や交通事故などが深刻化する野生鳥獣について、理解を深めてもらおうと町が主催したものです。
道立総合研究機構から町内で実施したエゾシカ調査研究の成果やエゾシカ問題の現状を公益財団法人知床財団から知床半島周辺のヒグマ大量出没の要因や対策を講演いただきました。
報告会には約40人の町民や関係団体が出席し、野生動物と人との関係を考える機会となりました。
◆みそ作りを一から学ぶ貴重な体験
3月23日・24日の両日、生涯学習センターあすぱる(主催)で「みそ作り講座」が開催されました。
この講座は、みそ作りをとおして食文化への理解を深めるとともに、食生活の向上に役立て、町民同士で知識や技能を教え合い、共に学ぶ生涯学習の文化を醸成することを目的にしています。
参加者は、伝統的健康食品である、みそを大豆から作る貴重な体験を楽しく学びました。持ち帰りしたみそは、長い期間熟成を行い、秋ごろに食べることができます。
◆緊急時の連携強化へ協定を締結
3月27日、町と渡邊清掃株式会社(藤本達也代表取締役)との「緊急時における飲料水の運搬及び仮設トイレの設置管理に関する協定」の締結をしました。
この協定は、災害などの緊急時に町が備蓄している災害用備蓄品の運搬と設置作業、渡邊清掃株式会社が所有している仮設トイレの優先的貸与と運搬、設置などを内容としています。
藤本代表取締役と山口町長が協定書に署名し、今後の管理体制に向けてお互いが持続的な協力関係を築き上げていくことを再確認しました。
◆新学期も元気に!「春のあいさつと交通安全運動」
健全な青少年を育てる標津町民の会(藤本謙二会長)が主催する「春のあいさつ運動」が4月8日から15日に行われました。
期間中、健全な青少年を育てる町民の会、町内会、老人クラブ、標津高等学校生徒会、学校関係者らが登校時間に通学路や校舎前であいさつ運動を啓発し、子どもたちの元気なあいさつの声が学校周囲に響き渡りました。
また、同期間中には「春の全国交通安全運動」の街頭啓発も行われ、関係者が通学路で交通ルールを優しく指導し、子どもたちの安全を見守りました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>