5月の大型連休に「サケ稚魚放流式」を行いました。放流したサケの稚魚は、昨年秋にサーモン科学館で人工受精を行い、バックヤードで卵から飼育していたものです。サケの稚魚は小さく可愛らしい姿ですが、この後、標津川を通じて北太平洋へと旅立ち、数年後の秋には大きな「秋サケ」の姿になって、産卵のため標津川に戻って来ます。無事に戻って来ることを願いながら飼育していたサケの稚魚が、皆さまの手より旅立っていく様子には感慨を覚えました。
今年の放流式も多くの方にお越しいただき、無事盛況のうち終えることができました。この場をお借りして感謝申し上げます。
私の任期も残り1年を切り、残り短い間ではございますが、日々精一杯活動して参ります。引き続きよろしくお願します。
標津サーモン科学館
支援員
松本 光矢(まつもと こうや)
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