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標高生による防災講座 特別編

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北海道標津町

私は、昨年の7月31日から8月3日の3泊4日で防災研修へ行ってきました。そこでは東日本大震災の被害について詳しく知ることができました。
被災地には所々に大震災でおきた大津波の跡や、その高さが記されていて、大震災の時の被害の大きさが想像できました。話を聞いている中で、被害を受けた地域によって亡くなってしまった人の数が違い、多くの人が亡くなったところもあれば全員が無事に避難できたところもありました。中学校の頃に高校の先輩方から出前授業で聞いた話や、今回の研修で聞いたことからそれぞれの場所で避難の仕方が違ったことがわかりました。全員が助かったところでは、自分から率先して避難をしていたため、それを見た周りの人も合わせて避難し全員が助かったそうです。対して、亡くなった人が多いところでは、「高い防波堤があるから大丈夫」「今までの経験から大丈夫」と考え、危機意識がかけてしまい避難が遅れ、犠牲者が多くなってしまったと思います。
私は防災研修の学びから日々の避難訓練をしっかりと受け、津波が起きた時に率先して避難できるようにしたいと思います。また、避難の三原則である「想定にとらわれるな」「最善を尽くせ」「率先避難者たれ」を忘れないようにしていきたいです。

執筆者
吉江 輝貴(よしえ てるき)さん
(標津高等学校3年)

問合せ:住民生活課危機管理室
【電話】85-7243

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