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まちの声 455

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北海道標津町

思い出
斉藤 誠(さいとう まこと)さん(緑町)
マコト塗装店

私は標津町忠類で生まれました。それはもう、玉のような可愛い男の子だったようです。忠類川で産湯はつかってないと思いますが、小さい時から「お前は忠類川で拾って来た子どもだ」と言われていました。そんな言葉を信じてしまうほど、素直にすくすく育ったようです。子どもの頃は冒険好きで、冬の吹雪の日などは何も遊ぶものがなくて、家の中でじっとしていられませんでした。しっかりと身支度をして、スコップを片手に一人暮らしの老人のところまで行き、雪かきをしていました。今の子どもたちには考えられないと思いますが、その老人のお宅は、トイレが外にあり、吹雪の日は大変だったと思います。当時とても感謝されたのを覚えています。小さい頃から単純で、感謝されたり褒められるのが、とてもうれしいです。

大人になって消防団に入ったのも自然なことのようだったと思います。ほかの町も同じですが、標津町も少子高齢化で若者人口が減少傾向にあり、消防団に入る人がとても少ないです。今後、道東地方に強い地震が来る確率が高いと聞いています。いざ有事の際には、町民の生命、財産を守るという大事な役割の消防団員ですが、一人一人では何もできません。普段からの準備、訓練が必要です。消防団員に入ってみたい・興味がある方は大歓迎です。

海・山・川はもちろん、私は標津町が大好きです。

次の「まちの声」は、山口靖浩さん(曙町)です。

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