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故郷の学校林

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北海道標茶町

■故郷の学校林。
ここは中茶安別小中学校の学校林。
80年以上、自然を肌で感じるために
生徒が植樹を続けてきました。
子どもたちの成長を見守ってきた学校林、
「るんるんフォレスト」。
都会では体験できない森林の中に身を置き、
先人の想いを感じながら、
森林保全の活動に触れることで
故郷を愛する、きっかけに——。
その活動をお届けします。

◇先人たちの想い故郷の自然に触れる
10月30日、中茶安別小中学校の学校林で伐採見学が行われました。
「森林の中に身を置き、体験的な活動を通して、自然の様子や仕組みについて深く観察し、その大切な働きや自分たちとの関わりなどと結びつけ、自然を大切にしようという心と自然を見つめる目を育てる」という狙いで実施されました。
中茶安別小中学校の伝統ある学校林を活用し学習活動に取り組む中で、先人たちの暮らしの様子や思いなどに触れ、その地域に住む一人として伝統を引き継ぎ、自ら地域に関わり働きかけ、高めていこうとする素地を養う一つの機会としています。
伐採見学に加え、重機の説明が行われました。そして、標茶町森林組合の平川参事より「伐採された木はどうなるのか」について解説が行われました。
生徒会長の眞野海成さんは「とても貴重な経験になりました。今後も伝統ある学校林を守っていきたい。」と感想を述べました。

▽VOICE
伐採から地元の素晴らしさを感じてほしい
育った木が木材になるまでおよそ50年の年月と、たくさんの人の手が必要となる林業。自然豊かな学校林での活動を通じて木を植え、育て、そして伐採し社会に役立てていくことの素晴らしさを生徒の皆さんに届けられたかと思います。先人たちの想いをつないで、この先も学校林を守り育んでいってください。
標茶町森林組合 阿部 琢也 さん

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