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標茶町女性団体連絡協議会機関紙 かたらい

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北海道標茶町

第203号  令和6平年成1月1日
標茶町女性団体連絡協議会
発行責任者 会長千葉 博子 標女連広報委員会

■新年を迎えて
標女連会長 千葉 博子
皆さん、あけましておめでとうございます。
新春を新しい気持ちで迎えられたこととお慶び申し上げます。
新型コロナウィルスの感染拡大は、収まってはおりませんが5類に移行されたこともあり、それぞれの活動が通常に戻りつつあります。
標女連の活動も、新型コロナ感染拡大の予防措置をとりながら、昨年は4月の「総会」をはじめ、「女性のつどい」(6月)、「男女平等参画標茶集会」(10月、標茶町との共催)を開催し、また、羅臼町での「全道女性大会」、「釧路地区女性大会」へは、会から数人派遣、4年ぶりに開催された「子どもの夢を育てるまつり」への出店参加(7月)など、本来の活動を展開することができました。
コロナ禍ではありますが、予防措置を取りながら、今年も旺盛に会の活動を広め、皆さんと共に楽しく過ごしたいと思っております。
今年度も、皆さん方のご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

■男女平等参画標茶集会を終えて
外川ゆかり
みんながみんなを支えあう街づくりと題しての男女平等参画標茶集会、認知症講演会が秋深まる10月に開催されました。
釧路孝仁会リハビリテーション病院、認知症疾患医療センター長 高谷先生をはじめとする精神保健福祉士さん、看護師さんのリレー形式の講演でした。
認知症というとても身近で興味深い題という事もあり120人ほどの方々が参加致しました。
現在認知症の人たちは推定600万人程おり、2025年には700万人を超えるそうです。認知症は20年という長い期間で進行していき原因疾患はアルツハイマーが70%で他はレビー小体や血管性疾患、そのほかに分類されます。物忘れや脳疾患後などは早めに医療機関や包括支援センターなどに相談するとよいとのことです。また、根本的治療薬の今後の動向にも注目したいところです。
認知症による偏見や差別を捨て、皆で共生していける地域づくりを目指していくことが大切です。また、個人で悩まず相談し合いながら安全なまちづくりをしていく努力が必要だと学びました。認知症になった時、認知症という病気になったのではなく年齢に応じた老化のステージにあること、認知症の人は特別な人、支援の対象者ではなく、地域住民の一員であると捉えなおし、そのことを常に認識していたいと思います。

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