4月27日から運行している釧路湿原ノロッコ号。6月8日には川湯温泉駅まで延長運行し、標茶の地元事業者や標茶高校生が観光客をおもてなししました。
くしろ湿原ノロッコ号は、北海道旅客鉄道(JR北海道)が釧網本線釧路駅・塘路駅間で平成元年6月24日から運行しているトロッコ列車(臨時列車)ノロッコ号の一つです。
ノロッコ号は、釧路湿原を一部沿うように約1時間掛けてのんびりと走行しながら、蛇行する釧路川やエゾシカ・タンチョウなどの野生動物たちの姿、手付かずの大自然を体感することができる観光列車です。見どころのポイントでは列車を減速・停止して車内アナウンスによるガイドが行われるほか、車内では乗車記念の証明書が配布されるなど、多くの観光客に喜ばれています。
さらには、観光客に標茶の魅力を知ってもらい喜んでもらうため、標茶駅でノベルティの配布・地元事業者による物販、車内で標茶高校の生徒によるガイドなど、町内のさまざまな団体が連携し取り組んでいます。
今年も、10月6日(日)まで通常運行するほか、「ノロッコ川湯温泉号」は7月6日(土)・10月5日(土)、「よくばりノロッコ号」は8月13日(火)〜16日(金)、「夕日ノロッコ号」は9月21日(土)〜30日(月)と、さまざまなノロッコ号を楽しむことができます。町内の皆さんも、ノロッコ号に乗って、楽しんでみてはいかがでしょうか。
■来場者の声
▼東京から来た國谷さん親子
北海道が大好きで、一度はノロッコ号に乗ってみたいと思っていました。想像以上にキレイで感動しました!
▼鹿児島から来た加納さん夫婦
鉄道を乗り継いで鹿児島から来ました。この季節の緑の匂いがとてもよかったです。シフォンケーキを楽しみたいです。
■観光協会から
くしろ湿原ノロッコ号は、SL冬の湿原号と並び釧網本線、標茶町を代表するアクティビティの1つです。たくさんの旅行者に釧路湿原の雄大さや酪農、畑作とひがし北海道らしい地域の景色を見て感じてほしいです。
年に数回しか実施されない川湯温泉延長運転の時は、標茶駅にくしろ湿原ノロッコ号が来ます。一緒にお出迎えして盛り上げましょう!
炭田晃希さん
標茶町観光協会事務局
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