こんにちは地域包括支援センターです
認知症などにより記憶力や判断力が低下すると、道を間違えて家に帰れなくなったり、自分がどこにいるのかわからなくなってしまうことがあります。そのような高齢者をすみやかに発見・保護し、その後の生活を支援していくのが「SOSネットワーク」です。
■SOSネットワークを利用するには?
・ご家族などに行方不明になる可能性のある高齢者がいる場合は、行方不明時にすぐに捜索が開始できるように事前登録を行います。事前登録申請書とご本人の写真を事務局(地域包括支援センター)へ提出していただきます。事務局で登録を行った内容を、役場(総務課・保健福祉課)と弟子屈警察署、町内各駐在所と共有することで、行方不明事案発生時のスムーズな初動対応を可能にしています。
・高齢者が行方不明になった場合は、ためらわずにすぐに弟子屈警察署(【電話】482-2110(内線261))へ連絡をしてください。もし、事前登録を行っていない方が行方不明になった場合でも、事前登録者同様の捜索活動を行いますので、登録の有無に関わらず速やかな連絡をお願いします。
■警察へ連絡後はどうなるの?
・警察は家族の了解のもとに、役場などと協力して早期の発見・保護に努め、保護された後は、地域包括支援センターの職員や、担当の介護支援専門員などが医療や福祉の関係機関と連携し、高齢者とそのご家族の支援を行います。
■地域の方へ
・もしも道に迷っている様子の高齢者を見かけたら、まずは優しく声を掛けてください。
・名前や住所が答えられない、行先がわからないような場合には警察に連絡し、警察が到着するまでそばについているか、最寄りの駐在所に案内してください。
・汗をかいていたり喉が渇いているようであれば水分を補給してあげてください。
■標茶町SOSネットワークシステムフローチャート
問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】485-1515
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