塘路小学校長 松永和弘
■小規模・地域の環境を活かした教育の推進
塘路小中学校は、昨年度から中学校の休校が続いています。今年度も小学校のみ、児童は4人で学級数が2クラス、教職員は校長、教諭3人、校務補1人の計5人でスタートしました。小規模校ならではの環境を生かし、児童・教職員が授業や行事のみならず、休み時間も一緒に楽しく過ごすなど、和やかな雰囲気のもと、学校スローガン『「優しい学校」~森と湖のほとりにある学校で、ゆったりとした時間を刻みながら、人、もの、自然に優しい子どもたちを育んでいきます~』を意識しながら日々の教育活動を展開しています。
◇保護者と地域の皆さんに支えられて
今年度の「運動会」は、児童・園児と保護者の皆さん、フレンディの方々、地域の方々がさまざまな種目に出場し、コロナ禍前の大運動会とまではいかないまでも、大盛況のうちに終えることができました。地域・保護者の方々に地域種目の企画と進行、道具係のお手伝い、児童と一緒に競技参加いただいたことで、児童にとって嬉しい楽しい心に残る「運動会」になりました。
◇地域の環境を活かして
本校では、塘路振興会や塘路漁業組合などの協力を得て塘路湖やその周辺の自然とかかわるさまざまな活動を行っています。今年度は、9月に「カヌー体験(川下り)」を行う予定です。冬期は1月に塘路湖で「ワカサギ釣り体験」を行います。楽しみにしている子どもたちが多く、自然の中で豊かな心が育まれていきます
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