■なんもある町へ 未来につなぐ、広がる。
標茶町には、住民一人ひとりが町を元気にしたいという強い想いがあります。自然豊かなこの町で、人の取り組みや想いがつながり、未来の世代へ広がる―。子どもたちが、わがまち「標茶町」に愛着をもち、ずっと住みたいと思う町へ。
子どもから大人まで幅広い町民が町のために活動しています。趣味、仕事の延長上、人づてに手伝うこと、目的は異なっても、どこかで自分が住んでいる町を元気にしたい、多くの人に知ってほしいという思いがあるから自発的に活動している―。
標茶町はこれから人口が減ると言われています。しかし、今回登場した皆さんのチカラがあり、さらに誇れる自然もある。なんもない町という人もいますが、そんなことはありません。「なんもある町」こそ、標茶町だと言えます。
想いをつなぐ・広がる。まちは「人」によって形を変えていきます。これからの標茶町の未来は、町民の取り組みや想いをつないでいき、町内外に「広がる」ことが、これからの標茶町をさらに元気にしていくのではないでしょうか。
町に住む人の生活や活動を支える取り組み、そして、それぞれの「想い」を将来を担う子ども・若者につなぎ「広がる」。地域のタカラ、未来のチカラをずっと大切に―。
▽Shibecha なんもある町へ
星がこぼれ落ちてきそうな夜の多和平、絶景広がる西別岳、水鳥の目線になれる釧路湿原のカヌーは多くの人を癒し、酪農は国民の食を支えています。誇るべき資源を磨き上げ、標茶暮らしを謳歌する人が増えれば「もっと元気なしべちゃ」に近づきます。町が一丸となり未来へつながる町づくりを進めて行きます。
標茶町長 佐藤吉彦
標茶町が直面する課題は決して簡単なものではありません。しかし、地域の『タカラ』と『チカラ』が合わさることで、無限の可能性を引き出すことができるのではないでしょうか。
雄大な自然環境や産業、地域に根付いた老若男女を問わず活躍する皆さん全てが標茶町の大きな強み。私たち一人ひとりがその力を最大限に発揮し、共に手を取り合って未来を切り開くことで、標茶町は持続可能な地域として未来につながっていく―。
そんな標茶町の未来を一緒に創っていきませんか。
―特集 広がる、地域のタカラ。集まる、未来のチカラ。― 終
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