こんにちは管理栄養士です
日本では子どもの肥満が増えてきており、学童期では10人に1人を超える子どもが肥満といわれています。「肥満」や「やせ」など体格を表す指標であるBMIの基準は、年齢によって異なります。一般的に乳児期は高く、1歳頃から低下し、5~7歳頃に最低値となり、その後また増加します。この現象を「アディポシティリバウンド」といいます。
このBMIの増加する時期が早ければ早いほど、将来肥満になりやすく、生活習慣病を発症するリスクが高くなるといわれています。そのため、子どものうちから肥満を予防することが大切です。ご家庭でも簡単にお子さんの体格を知ることができる「肥満度判定曲線」があり、町のホームページでダウンロードできますので、お子さんの体格をいま一度確認してみましょう。
肥満を予防するためには、子どもの時から、早寝・早起き・朝ごはんの規則正しい生活リズムを身に付けるようにしましょう。食事では、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を意識し、できるだけ甘いお菓子やジュース類は日常的に摂取しないようにしましょう。また、活動量を増やすことも大切です。ゲームやスマホなどを利用する機会を減らし、外で遊ぶ時間を増やしましょう。お掃除などおうちのお手伝いをするのもお勧めです。
大人の生活習慣が子どもにも影響しやすいことがわかっています。家族で正しい生活習慣を身に付けましょう!
図:アディポシティリバウンド
問合せ:ふれあい交流センター 母子保健係
【電話】485-1000
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