中茶安別小中学校 校長 西村浩一
■大地に自分の足でしっかり立て
中茶安別小中学校は、全校児童生徒26人(小学生21人、中学生5人)の通う小中併置校です。小1から中3までの9年間を見据えた教育活動を展開しています。また、学校林を所有しており、学校林活動を年間を通して取り入れている点が大きな特色です。
▽持続可能な学校林の活用
本校が所有する約9.7haの広さをもつ学校林を活用した全校学校林活動では、季節に応じたさまざまな活動を行い、「森から学ぶ」体験的な学習を展開しています。
春の学校林活動では、カラマツ・トドマツの苗木100本を植樹するとともに、食害防止のためのツリーシェルターを設置しました。また、夏には、樹木のタネの模型作りや樹木の樹名板づくりなどの体験活動を行いました。
本校の伝統である学校林を守りながら、森林の大切さ、ふるさとのよさを学んでいきます。
▽保護者・地域とのつながりを大切にした教育活動
本校は保護者・地域と一体となった教育活動を進めています。「運動会」や「子ども会行事」、「氷上運動会」などの行事はたくさんの保護者の方々と協力して行われ、「もちつき大会」は、地域の方々を講師に行われます。また、学校林やスケートリンクの維持・管理も保護者や地域の協力を得て行われます。
地域とともに教育活動を行うことで、地域を愛し誇りに思う気持ちを育てていきたいと考えています。
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