協力隊とごいっしょに No.12

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師走を迎え、1年が過ぎる速さを感じます。今年を振り返ると、心に刻まれたことは数多くありました。
最初に心に浮かんだことは「歌志内の美しいまち並み」です。初めて歌志内に来た日、花壇の花々が出迎えてくれているような気持ちになり、笑顔になったことを覚えています。まちの中で、どのように市の景観が作られているのかと、とても気になり、この1年間「まちの景観を守る人々」の働きに注目していました。
まず驚くのは、ごみ拾いや草刈りを行う「まちの美化」に従事されているかたがたが多いことです。町内会、ボランティア団体、市内の企業や個人(有志)、また市外からも来て、まちをきれいにしてくださっています。
町内会有志の方が刈った草を運ぶ女性たちは「草もたくさんあると重いんだよ」と言います。一輪車で重い草を運ぶにはかなりの重労働。それでも頑張れる原動力は何かと伺うと「きれいなまちに住むのは気持ち良いでしょ」その通りです。「この部分は刈らないでね。これから花が咲くからね」と刈る場所、刈らない場所を熟知し、これから咲く花や景観のことも考えておられます。
景観とは、優しさの表れであることを知り「この地の暖かさはここにあり」と納得です。

〔地域おこし協力隊　髙山〕