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「炭鉄港」って、なに?

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北海道歌志内市

みなさんは「炭鉄港」という言葉を、どこかで見たり聞いたりしたことがあるでしょうか。「炭=炭鉱」、「鉄=鉄鋼・鉄道」、「港=港湾」この3つの産業を合わせた言葉が「炭鉄港」です。
明治時代、北海道開拓使が設置された1869年から、日本の急激な近代化を支えた基幹産業が歌志内をはじめとする空知地方の「炭鉱」です。そこから掘り出した石炭を利用した室蘭市の「製鉄」があり、その鉄を使って鉄道網が設置され、石炭積出港である小樽までのインフラが急速に整備されたのです。これら「北の産業革命」の価値を見直し、次の100年へとつなぐ地域での取り組みや観光資源を活かした「炭鉄港」の構成文化財は日本遺産に認定されています。
本市は令和6年6月に「炭鉄港推進協議会」へ加入し、今年、旧上歌会館(悲別ロマン座)を炭鉄港(日本遺産)構成文化財として申請する予定です。
もう一度、自分たちのたどってきた歴史に目を向け、誇りを持ち未来へのヒントを再発見するためにボランティア団体「ウタピリカ」による旧上歌会館の「再生プロジェクト」が始まりました。年末には、ペットボトルツリー点灯式などのイベントが行われました。
多くの市民のかたがたに「炭鉄港」の活動に共感していただけたらと願っています。

〔地域おこし協力隊 石井葉子〕

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