謹賀新年 令和7年 市長・市議会議長 年頭のご挨拶

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■歌志内市長　柴田一孔(しばたかずのり)
市民の皆さま、あけましておめでとうございます。皆さまには、輝かしい新年を健やかにお迎えのことと心からお慶(よろこ)び申し上げます。
私は、昨年の市長選挙におきまして市民の皆さまから温かいご支援を賜り、引き続き2期目の市政を担うこととなりました。改めて職責の重さを強く認識し、市民の皆さまのご期待に応えられるよう全力を尽くす所存であります。
さて、昨年のパリオリンピックでの体操や陸上、柔道など、日本人選手の連日の活躍は、多くの国民に感動と勇気を与え、やり投げの北口選手をはじめ、どさんこ選手の活躍は、子どもたちや多くの道民に夢と希望を与えてくれました。
一方、長引くロシアのウクライナ侵攻や中東での紛争等により人々に不安感が広がるなど、改めて平和について考えさせられる年でもありました。
本市では昨年、多世代が集う、地域交流の拠点機能を備えた「児童館等一元化施設建設事業」について、市民の皆さまの意見を反映しながら、建設に着手することができました。また、本市の観光情報等の拠点であります「道の駅」は「すべてがサスティナブル(持続可能)」をテーマに、本市の歴史と自然を生かした施設運営を目指す指定管理者により、4月にリニューアルオープンする予定であり、戦略的観光振興に努め、交流人口の増加と地域経済の活性化に取り組んでまいります。
また、6次産業化を目指すワイン用ぶどう栽培事業では、「上歌ヴィンヤード」のワインが昨年、京都に期間限定で出店したデンマークの3つ星レストランで採用され、今後、本市で生産されるワインが世界に向けて発信されるものと期待しております。
明治35年から続く本市の石炭産業は、砂川火力発電所が令和9年3月に廃止されることから、石炭の納入が終了することになりますが、広大な露頭炭採掘跡地を再生可能エネルギー基地としての有効活用を図るべく新産業としての展開に事業者と実現に向けて取り組みを進めてまいります。
持続可能なまちづくりの実現には、計画的で効率の良い財政運営に努めながら、本市の進むべき道標となる次期「基本構想・総合計画」を市民の皆さまと協働で策定作業を進めています。
本年も「市民が主役のまちづくり」、「住みたいまち　次世代に誇れるまち」の実現に向けて全力で取り組んでまいりますので、市政に対するご支援ご協力をお願いいたしますとともに、新しい年が皆さまにとって実り多き素晴らしい年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。

■歌志内市議会議長　本田加津子(ほんだかつこ)
新年あけましておめでとうございます。
皆さまには、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶(よろこ)び申し上げます。
日ごろより市議会に対しまして、深いご理解と格別なご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
昨年を顧みますと、各地で甚大な被害をもたらす自然災害が発生いたしました。
被災されたかたがたや犠牲になられたかたがたにお悔やみとお見舞いを申し上げます。
高齢者が多い本市においても災害対応の重要さを痛感いたしました。引き続き、安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。
新型コロナウイルスが5類感染症に移行して1年半余り経過し、日常生活も大きく変わりはじめました。
各種行事などもコロナ禍以前のように開催できるようになり、皆さまの交流の場も増え本市全体が明るく活気に満ちてきたように感じます。
市民祭りでのにぎわい、地域盆踊りで輪になって踊る皆さま、数年ぶりに開催されたビールパーティには多くの方が参加し、冬の寒さを忘れるほどの熱気でありました。
市議会におきましては、昨年も議会報告会(意見交換会)を開催し、ご参加いただいた皆さまから、議会や歌志内のまちづくりなどに対してのご意見やご提言など、貴重なお声を聞くことができました。
皆さまからお伺いしたご意見やご提言などについては、柴田市長に直接お伝えいたしました。
また、第4回定例会にて複数の議員が一般質問いたしました。
議会に対しては、年に1度開催している報告会の開催回数や開催時刻などについてのご意見がありました。
また、年間4回開催する定例市議会を傍聴することができない市民からはインターネット環境を活用して定例会などの動画や音声を配信してほしいとのご意見もありました。
議会を身近に感じ関心を高めていただくために、先進地の配信環境等を参考にしながら社会情勢に合った取り組みを進めたいと思っております。
人口減少や少子高齢化、交通弱者への対応、物価やエネルギーなどの高騰による市民生活や地域経済などへの影響など、様々な課題が山積しておりますが、市民の皆さまの負託に応えるよう歌志内市議会一丸となり尽力して取り組んでまいります。
市民の皆さまには、今後とも市議会に対しましてご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が皆さまにとりまして、健やかで幸多き1年でありますことをご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。