この時期は、ヒグマが冬眠に向けてエサを求めて活発に活動するようになります。
近年、市街地やその周辺でヒグマの目撃情報が増えていますので、ヒグマについて正しい知識を持ちましょう。
■野山でヒグマに出会わないようにするためには
・事前にヒグマ出没情報を確認する
・1人で野山に入らず、複数人で行動する
・薄暗いときに行動しない
・ごみを放置しない
・フンや足跡などの痕跡(こんせき)を見つけたらすぐに引き返す
■ヒグマを引き寄せないために
・ごみ出しのルールを守る
・家庭菜園の作物を外に放置しない
・お墓のお供え物は持ち帰る
■万一、ヒグマに出会ってしまったときにとるべき行動
・遠くに見つけたら冷静に立ち去る
・ヒグマがこちらに気づいた場合、ゆっくりと後退して静かに立ち去る
・襲われてしまったら頭や顔を覆い、地面にうつ伏せになり、致命傷を防ぐ
■やってはいけないこと
・近くで大声を出さない
・背中をみせて走って逃げない
・子グマに近づかない
■ヒグマの生態
性格:群れを作らず単独や親子で行動する。大半は警戒心が強く人を避けて森林に生息していますが、人への警戒心が弱い「アーバンベア(都市型クマ)」と呼ばれるヒグマも道内で増えています。
視覚:昼夜問わずに行動できる視力を持つ。
聴覚:耳が良く音に対して敏感。
嗅覚:敏感で鼻がよく利き、土の中に埋めた物の臭いもわかる。
食性:肉食性のイメージがあるが、木の実や果物などを食べる雑食性。
ヒグマを目撃したり、足跡やフンなどの痕跡を見つけた場合
赤歌警察署へご連絡ください。【電話】32-3110
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