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北海道歌志内市

毎食、野菜を食べていますか?野菜は、ビタミン・ミネラル・食物繊維などが豊富に含まれ、健康づくりに欠かせない食品です。今回は『野菜』をテーマにお伝えします。
■野菜の摂取量が足りない!
厚生労働省策定の健康日本21では、成人1日あたりの野菜摂取目標量を350g以上としています。国民の平均摂取量をみると、男性188g、女性274gと、目標にはまだまだ足りていません。年齢別でみると、特に20~40歳代で摂取量が少なく、100g前後も不足しています。
▽成人1日当たりの平均野菜摂取量(令和元年国民健康栄養調査)

■野菜のパワーはすごい!
最近の研究では、野菜に含まれる成分の複合的な作用が、心疾患や脳血管疾患などの循環器疾患、がんの予防に効果があると考えられています。糖尿病や高血圧など生活習慣病の食事療法にも、野菜に含まれる食物繊維やビタミン・ミネラルが大きな効果をもたらします。
また、便秘改善、免疫力アップ(感染症予防)、アンチエイジング(老化防止)などの効果も期待でき、いきいきと元気に過ごすためには野菜のパワーが不可欠です。

■野菜ジュースは野菜の代わりになる?
野菜ジュースでもビタミンやミネラル等の栄養素の摂取はできますが、加工過程で成分の一部が排除されたり、成分割合が変化するため、野菜と同等の効果は得られないようです。
また、野菜をよく噛(か)んでゆっくり食べることにより、満腹感が得られて食べ過ぎを防いだり、食後の血糖値の上昇を緩やかにするなどの効果が得られますが、ジュースではこれらが期待できません。
野菜を食べずに毎日野菜ジュースで代用することはおすすめできませんが、不足分の補いにはなります。果汁が混ざっていないもの、食塩無添加のものを選ぶとよいでしょう。
▽野菜(1日350g)
・ビタミンや食物繊維が豊富
・良く噛(か)んで食べる→血糖値の上昇がゆるやかに
・食卓が豊かになる
▽野菜ジュース
・ビタミンや食物繊維成分が変化する
・噛(か)む必要が無い
・糖分が多いものがある(果汁入り)
・手軽にとれる

■野菜を食べよう!
野菜のパワーを最大限に生かすためには、食べ方も大切です。毎食、野菜を食べること、最初に野菜から食べ始めること、の2つを意識してみましょう。
旬の野菜は栄養素的に優れ、価格もお手ごろになりおすすめですが、冬期間は種類も限られてしまいます。カット野菜や冷凍野菜、市販の野菜惣菜なども上手に利用しながら、毎日の野菜摂取量を増やしましょう。
本紙15ページにおすすめ料理レシピが掲載されています。

問い合わせ:保健介護グループ(市役所2階)
【電話】74-6616

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