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自治体の皆さまへ

〔Let’ s 健康!〕あなたの健康を応援します!

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北海道歌志内市

今回は、お口の健康についてお伝えします。

■歯を失う原因の第1位は“歯周病”です
歯周病とは、プラーク(歯垢(こう))内の「歯周病菌」によって、歯ぐきに炎症が起こる病気です。40代以上の約半数が歯周病にかかっていると言われています。
歯周病の初期は自覚症状が出にくく、静かに進行します。重症化すると、歯を支える組織が破壊され、歯が抜け落ちてしまいます。

■歯周病は全身の健康にも影響を及ぼします
歯周病の怖さは、歯を失うだけではありません。歯周病は、全身の健康にも影響を及ぼすことがわかっています。そのな中でも歯周病と糖尿病は、互いに悪化させ合う関係にあります。

この他にも歯周病は、脳卒中や心臓病、早産・低体重児出産、誤嚥(えん)性肺炎、慢性腎臓病等のリスクを高めます。

■2つのケアでお口と全身の健康を守りましょう
▼セルフケア
歯周病予防・改善の基本は、毎日のケアでプラークを取り除くことです。
(1)歯を磨く順番を決める
噛む面→外側→内側→歯周ポケットと順番に磨くかのがお薦めです。
(2)サポートアイテムの活用
歯ブラシだけで取り除けるプラークは6割程度です。歯間などは専用アイテムを活用しましょう。

他にも、歯磨きは1日2回以上、1回3分以上磨く、歯磨き剤はフッ化物配合を選ぶことも大切です。

▼プロフェッショナルケア
セルフケアでは落としきれない汚れがあります。3~6か月に1回を目安に歯科医や歯科衛生士によるケアを受けましょう。
(1)定期的な歯科健診
歯が痛くなってからではなく、定期的に健診を受けることで、トラブルの早期発見につながります。
(2)歯のクリーニング
セルフケアでは落としきれないプラークや歯石を除去してもらいます。
(3)セルフケア指導
自分の口の状態にあったアドバイスをもらうことで、毎日のケアがより効果的なものになります。

市では、各種歯科健診を実施しています!
幼児・妊婦歯科健診については、詳細は広報または親子カレンダーでご確認ください。
成人歯科健診については、本年度40・50・60・70歳になる方へ6月下旬にご案内をお送りします。

問い合わせ:保健介護グループ(市役所2階)
【電話】74-6616

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