■受け継がれる伝統・誇りを胸に
【石炭みこし】前身の樽みこしに代わり、産炭地ならではのまちおこしとして、基幹産業である石炭を担ぐことが決まり、昭和62年の市制施行30年「第12回市民まつり」で空知炭礦さんからいただいた露頭石炭でつくったみこしが担がれるようになったのが始まり。
歌志内塊勢は平成5年に発足されたみこし会で「石炭の塊を威勢良く担ぐ」というのが由来。
新型コロナウイルス感染症の影響により3年間中止となっていた塊勢の石炭みこしが、4年ぶりの開催となったSYOTTEKE祭りで登場。18時分に北門信用金庫歌志内45支店前を出発、19時に会場に入り、会場内は大盛り上がりとなりました。
歌志内塊勢、北海道神輿協議会、神輿推進空知会、YOSAKOI「縁」など多くの皆さんが交代しながらみこしを担ぎ、祭りの大トリを飾りました。
市民祭りで担がれているみこしは「石炭みこし」と呼ばれ、約500キロの重さの石炭塊を載せた総重量約1トンになるみこしで、市の財政悪化による中止などを乗り越え、36年前から現在にかけて世代を超えて受け継がれています。
現在日本で続いているみこしで、石炭を担ぐのは本市の「塊勢石炭みこし」が唯一のものとなっています。
歌志内の石炭みこしを守り続けてくれている塊勢の皆さまに心より感謝申し上げます。
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