文字サイズ
自治体の皆さまへ

大型の蛾(が)「クスサン」の特徴と対策について

6/32

北海道歌志内市

昨年、市内で大量発生した大型の蛾「クスサン」の幼虫(毛虫)が、6月下旬ごろから市内数か所で見つかりました。木の根元や電柱等に産みつけられた卵がふ化したものです。幼虫(毛虫)は7月にはさなぎになり、8月下旬から9月上旬には成虫(蛾)となります。
「クスサン」は幼虫・成虫共に毒はありませんが、幼虫は広葉樹の葉を食べ尽くし、成虫は集団で街路灯に群がり、見た目にも気分の良いものではありません。
成虫になってからの寿命は1週間ほどですが、その間に、街灯や建物の壁に卵を産みつけます。卵は越冬し、春先に黒い毛虫となり、夏には白い毛におおわれた緑色の毛虫に成長し、成虫になってからは餌を食べず、駆除するにも殺虫剤などが効かないため、叩き落とすなどにより捕殺するしかありません。
来年以降の発生を抑制するためにも、卵または幼虫時に除却することが効果的であることから、家の外壁や庭木、電柱などに卵が産みつけられていないか、確認し、ヘラなどではぎ取って土中に埋めるか、一般ごみ(燃やせるごみ)として処分してください。
幼虫は割りばしやピンセットなどで捕獲して土中に埋めるのが確実ですが、噴霧タイプの殺虫剤も効果があります。
なお、卵塊は頑丈に張り付いていますので、作業の際には、怪我と壁などを傷つけないよう注意してください。

問い合わせ:環境交通グループ(市役所1階)
【電話】42-3217

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU