今から44年前、小学校6年生の夏休み体験の発表会で、同級生の(たぁちゃん)が「白樺(しらかば)」の絵を発表しました。私にとってそれは大変な衝撃でした。
何が衝撃だったかと言いますと、絵に描かれた「白い木」の存在です。それまでは白い木を見たことがなかったので、「本当に白かったの?たぁちゃんの想像した木?」と疑ってしまいました。
たぁちゃんは、目をキラキラさせて「そうだよ!白かった!白樺って言うんだよ!この辺にはあまり生えてないらしいの」といろいろ話してくれました。そのとき、私はいつか「白樺」を見てみたいと思いました。
それから20年位後、札幌に移り住んだときには「白樺」がたくさんあり、思わず「わー!どこにでも白樺がある」と声をあげました。
そして今、ボランティア団体ウタピリカ(佐藤友美(さとうともみ)代表)主催の「白樺樹液採取体験」ワークショップで歌志内の「白樺」に触れ、樹液を採取し、その樹液でコーヒーを入れて飲ませていただきました!
「樹液採取師匠」からのお話も全てが新鮮で、童心に返った一日を過ごしました。小学生のときにこれを体験していたらどんなことになったでしょう…歌志内市は本当に宝に囲まれています。
〔地域おこし協力隊 髙山〕
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