協力隊とごいっしょに No.6

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新緑が美しい季節になり、歌志内のぶどう畑にも、初夏を思わせるような強い日差しが差し込む日も増えました。
先日、畑の土に空気を含ませるのに「馬耕」が良いということを、歌志内に来て初めて知りました。
上歌ヴィンヤードでは、5月5日に2頭の穏やかな「道産子」ウクルとカップが来てくれて、大きな鋤(すき)を引いて、畑をふくよかにして行ってくれました。穏やかなウクルとカップをなでると、温もりを感じて癒されました。
この日はほかにも、剪定(せんてい)したぶどうの枝を、拾い集める作業が行われました。
剪定されたぶどうの枝を見て「この枝は、色々活用できそう!」と考えていると、上歌ヴィンヤードの遠藤さんが「枝を使って染色するととてもきれいな染物ができるんですよ」と教えてくれました。早速「ぶどうの枝染め」をしてみたところ、品種によって色が違うそうですが、今回はさわやかなゴールドになりました!自然が成す色は、なんて心地よいのでしょうか…。これは、ぜひ歌志内の活用資源として考えさせていただきたいと思いました。またひとつ、歌志内の宝を発見した1日でした。
〔地域おこし協力隊　高山〕

※「高山」の「高」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。