協力隊とごいっしょに No.7

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7月で、歌志内に移住して丸1年になります。所属している産業課では、クマの目撃情報を受けます。それにより、徐々にクマや動物との共存について真剣に考えるようになりました。これは移住後の生活で大きな課題の一つです。市内の皆さまに伺うと「数十年間歌志内に住んでいても一度もクマを見たことはない」と言う方が大半を占めます。しかしながら、報道では近年のクマ出没動向は増加の傾向にあると言われています。今まで一度も会ったことがないクマに出会ってしまう確率も高くなってきたようです。
そんな状況を鑑み、赤歌警察署で初の「警察、猟友会、市」合同の「ヒグマ出没対応合同訓練」が行われました。爆竹を鳴らしても立ち去らないクマを想定し、ハンターが猟銃を構える、クマスプレーを発射するなどの演習でした。唐辛子の成分を利用したクマスプレーは5から7メートル届くものが主流のようです。スプレーの保存期間や風向きにもよりますが、当日は6メートル程の噴射距離でした。(当時は向かい風)となると、5メートル程の距離に近付かなくては威力を発揮しないのでは?と思い「クマとの5メートルは近い!」と感じました。1人で山に入らないなど気をつけて行動しています!
〔地域おこし協力隊　高山〕

※「高山」の「高」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。