歌志内学園を2年5か月前に卒業し、親元を離れ、管外の高校に進学した2人の高校生がそれぞれの学校、それぞれの種目でこの夏、全国大会の切符を手にしました。
輝かしい活躍によりチームを全国大会に導いた2人、本町出身の佐藤友来(さとうゆら)さんと神威出身の中川雅(なかがわみやび)さんを紹介します。
■佐藤友来さん 北海道文教大学附属高等学校 女子サッカー部3年
佐藤さんは、6月に札幌市で開催された北海道高等学校総合体育大会にレギュラー選手として出場しました。旭川実業、北照に勝利し決勝へ駒を進めました。この時点で全国大会の出場権を手に入れ、決勝では、北海道大谷室蘭と対戦し、0対0からの延長戦でも勝負がつかず、PK戦を制した北海道文教大附属が勝利を収めました。
佐藤さんは、この大会で複数の得点を挙げており、全国大会への道のりの中で、数々の場面においてチームの勝利に貢献してきました。
この全国大会である令和6年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)が7月27日から開催され、佐藤さんの活躍が期待されましたが、残念ながら、大会中に体調を崩したため試合を欠場することとなり、チームも1回戦敗退という結果となりました。
佐藤さんは、1年生のときからすでにこのインターハイに出場しており、今回で3年連続出場の常連選手です。さらには、昨年、かごしま国体サッカー競技の少年女子の部で北海道代表のキャプテンとして出場するなど、これまで数々の輝かしい活躍をされてきました。
今後は、全日本高等学校女子サッカー選手権大会の出場などに向け、練習に明け暮れており、まだまだ佐藤さんの高校での選手生活は続きます。
佐藤さんの今後の活躍と選手権大会出場を期待して、皆さんも歌志内から声援を送りましょう!
■中川雅さん 旭川実業高等学校 男子サッカー部3年
中川さんは、2月に札幌市で開催された全道U-17フットサル選手権大会に旭川実業フットサルチームのレギュラー選手として出場しました。駒大苫小牧や岩見沢緑陵などに勝利し予選リーグを突破すると、決勝トーナメントでは、北星大学附属、旭実FC、最後は帯広大谷に勝利し見事全国大会への切符を手に入れました。
その全国大会であるJFA第11回全日本U-18フットサル選手権大会が8月1日から開催され、中川さんも全国大会に引き続き出場しましたが、千葉県、佐賀県、徳島県の各代表と予選リーグを戦うも、全国の壁は厚く、予選リーグ突破とはなりませんでした。
しかし、中川さんの活躍は、それだけにとどまらず、7月14日に室蘭市で開催された第19回全道ビーチサッカー大会兼JFA第19回全日本ビーチサッカー大会北海道代表決定戦にも旭川実業チームの主将として出場しました。強豪2チームに勝利し、北海道代表として10月に沖縄県で開催される全国大会へ駒を進めることとなりました。
中川さんは「北海道初の高校生代表として、砂浜の上で最高のパフォーマンスを発揮します。チーム一丸となり、北海道の名に恥じぬよう精一杯勝利を目指して全力で戦います。応援よろしくお願いします」と意気込みを話してくれました。
10月の全国大会においても中川さんが活躍できるよう、皆さんも歌志内から声援を送りましょう!
〔企画広報グループ〕
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