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君の夢プロジェクトー比布中央学校吹奏楽部編ー

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北海道比布町

■スポーツや文化活動に打ち込む子どもたちの夢をかなえるプロジェクト
10月14日から2日間、『君の夢プロジェクト吹奏楽部編』が比布中央学校体育館で行われ、部員13人が参加しました。
君の夢プロジェクトとは、スポーツや文化活動の「プロ」の指導や講話を通じて、子どもたちに「本物」を体験してもらう取り組みです。
今回の講師は、東京藝術大学在学中に、安宅賞という優秀な生徒に与えられる賞を受賞し、現在は東京都交響楽団の首席ホルン奏者の西條貴人さんと、西條さんと同じく東京藝術大学を卒業し、同楽団ホルン奏者の鈴木優さん。お二人からの指導を受け、定期演奏会での共演を果たしました。
14日は、音楽室で部員と西條さん、鈴木さんの対面式が行われました。
お二人への質問コーナーでは、好きな食べ物や好きな音楽などの質問があり、楽器を始めたきっかけを聞かれると、西條さんは「兄の影響」、鈴木さんは「友人の影響」と答えました。
15日の演奏会当日、予想をはるかに超える200人以上の方が来場。部員の表情からはとても緊張している様子がうかがえました。
第1部が始まり、昨年の代替わりの際に顧問の村山望教諭と決めた曲「サウダージ」は、9年生がこの演奏会をもって卒部するため、この日が最後の演奏。心がこもった素敵な演奏でした。
西條さんと村中町長は、中学校の同級生。第2部では村中町長のピアノと西條さんのホルンで「レット・イット・ビー」を共演しました。
第3部では、西條さんと鈴木さんが演奏する、世界的に有名なゲームソフト「ドラゴンクエスト」の音楽をお二人と部員で演奏。ホルンの爽快なアンサンブルが会場をさらに盛り上げました。
最後はOBやOG、保護者らも加わり、総勢56人で演奏。アンコールでは「宝島」を披露し、会場に迫力あるサウンドが響き渡りました。
終演後、部長の瀧本啓心さん(9年生)が「無事に今日を迎えることができてよかったです。これからも吹奏楽部をよろしくお願いします」と感謝の気持ちを伝えました。

▽東京都交響楽団員 西條貴人さん
幼少期を比布町で過ごし、小学3年生の秋に旭川市の学校に転校。高校卒業後は東京藝術大学へ進学し、現在は東京都交響楽団の首席ホルン奏者。

▽東京都交響楽団員 鈴木 優さん
小学校6年間続けた柔道をやめ、違うことをしてみたいという思いで中学校では憧れていた吹奏楽部に所属。現在は西條さんと同じく東京都交響楽団のホルン奏者。群馬県出身。

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