3月24日、元プロ野球選手の松中信彦さんによるシンポジウムが、町体育館で開かれました。
このシンポジウムは、プロ選手らと触れる機会を子どもたちに提供する札幌市の団体「Hokkaido Future Project」(大井弘幸代表)が主催。前半は松中さんと村中町長による対談、後半は松中さんが会場の質問に答える2部構成で行われました。
前半では、松中さんの学生時代のお話に。高校1年生で利き腕の左ひじを壊し、右投げへの転向を余儀なくされた松中さん。無謀な挑戦にも思われましたが、「野球を続けたい」という強い思いから必死に努力し、成功します。「不可能なことが可能になったことで、初めて『努力』という言葉を信じることができた」と語りました。その他にも現役時代のエピソードが語られ、松中さんのひたむきな野球人生に、参加者は熱心に耳を傾けていました。
後半の質問コーナーでは、会場の野球ファンらの様々な質問に回答。「好きなことをとことんやり切ること」「努力は嘘をつかない。人一倍努力すること」など、未来のプロ野球選手を夢見る子どもたちにエールを送りました。
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