君の夢★プロジェクト ～ 野球部編～

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スポーツや文化活動に打ち込む子どもたちの夢をかなえるプロジェクト

3月25日、いちごアリーナで『君の夢プロジェクト野球部編』が行われ、比布中央学校野球部員と野球少年団員ら11人が参加しました。
君の夢プロジェクトとは、スポーツや文化活動の「プロ」の指導や講話を通じて、子どもたちに「本物」を体験してもらう取り組みです。
今回の講師は、元福岡ソフトバンクホークスの松中信彦さん。「平成唯一の三冠王」としてもプロ野球界に名を刻む方で、入団3年目には不動のレギュラーに定着し、持ち前の打撃力でチームを初のリーグ優勝、日本一に導きました。
そんな松中さんから、投球や守備、打撃の基礎を学びました。
投球、守備練習では、キャッチボールやノックなどで一人ひとりの動きをチェックし、実践しながらポイントを伝授。一見強面の松中さんですが、笑顔がやさしく、部員らに気さくに声を掛ける姿も。
打撃練習では、松中さんもバットを握りスイングを披露。間近で見た部員らは、思わず「すごい」と声を漏らしていました。
約2時間の指導を終え、部員らは「試合で緊張しないためにはどうすればよいか」と質問。松中さんは、自身の経験から「とにかく準備をすること。どれだけ準備したかで緊張の度合いが変わる」とアドバイスを送りました。
最後に部長の古川敦貴さんが、「今まで意識が足りていなかった部分や新たな発見もあり、貴重な経験ができた。学んだことをこれからの練習に生かしていきたい」と、感謝を伝えました。

元プロ野球選手
松中　信彦さん
小学4年生から野球を始め、高校卒業後、新日鐵君津に入社。平成8年アトランタ五輪では日本代表に選ばれ、4番打者として銀メダル獲得に貢献。第1回WBCでも活躍。昭和48年生まれ、熊本県出身。