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ホケセンだより

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北海道比布町

■今月のテーマ「夏に増える”低栄養”」
◇夏バテになると
今年の夏も暑いですね。この時期、暑さによって体力が消耗する夏バテには注意が必要です。
夏バテになると、自律神経が乱れ、食欲不振が起こりやすくなります。「涼しくなれば食べられる」「ダイエットにはちょうどいいかも」と考える人もいるかもしれませんが、放っておくと低栄養という状態になる可能性があります。
◇低栄養とは?
低栄養とは、健康を維持するために必要な栄養素が足りない状態のことをいいます。
健康を維持するためには、米や麺類に多く含まれる炭水化物、肉や魚に含まれるたんぱく質や脂質、野菜や果物に含まれるビタミン類やミネラルを、バランス良くとることが必要です。
しかし、つい簡単に食べられる麺類やパンだけで済ませてしまうと、炭水化物はとれますが他の栄養素が不足し、バランスが悪くなってしまいます。
◇低栄養がおこす悪循環

この悪循環が、低栄養からサルコペニア(※)という症状になり、体を動かすことに影響が出てきます。
(※)サルコペニアとは加齢などによる筋肉量の減少、筋力の低下
◇食事に気をつけて毎日を元気に過ごそう
毎日を元気に過ごすためには栄養のバランスも大切ですが、肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などのたんぱく質をとれる食品を、意識して食べましょう。
この時期、お昼はそうめんと漬物であっさり済ませたいときでも、「サバやサンマの缶詰と一緒に食べる」、「デザートにヨーグルトやチーズを追加する」などが効果的。一度にたくさん食べられないときは、間食も必要です。
食欲が落ちているときは、肉や魚などの「おかず」から食べると、たんぱく質をしっかりとることができます。
低栄養は夏バテしやすく、熱中症の危険もあります。食事と水分をしっかりとって、暑い夏を乗り切りましょう。

問い合わせ:保健センター
【電話】85-2555

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