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〔特集〕第13次まちづくり計画がスタートします(1)

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北海道比布町

■住んで良かったと思えるまちをめざして
第12次まちづくり計画の終了年度にあたり、まちの将来像「住んで良かったと思えるまち」を実現するための第13次まちづくり計画を策定しました。

◎4つの基本目標
《育》子育て
《職》しごと
《住》住まい
《安》安全・安心

●基本目標を達成するための新たな取り組み
「住民の参画」
「人材の育成」
「男女共同参画の促進」
「健全な行財政」
「情報の発信」
「脱炭素社会の実現」
「デジタル・トランスフォーメーションの推進」

計画策定にあたり、町民の皆さんによる「ワークショップ」のほか、各団体と「ぴっぷ未来会議」などを実施し、少子高齢化や経済・情報のグローバル化などの社会情勢の変化に合わせて策定しました。詳細は、計画の概要版を今月号に折り込んでいますので、ご覧ください。
計画初年度の執行方針と会計予算の概要を次のとおりお知らせします。

問合せ:総務企画課 総合政策室政策係

■令和6年度町政執行方針〔第13次まちづくり計画1年目〕
3月5日(火)に招集された第1回町議会定例会で、村中町長と北川教育長から令和6年度に向けた方針が示されました。その概要をお知らせします。

本年は、開拓の鍬がおろされてから130年の節目を迎えました。町民の皆さんと一緒に、130年の歴史の重さと先人への感謝の気持ちを共有し、新たな一歩として、「ぴっぷ130年記念事業」を実施します。
複合庁舎建設については、住民の利便性向上や多様化する行政需要に対応するため、多くのご意見やご提言をいただきながら計画を作成します。また、維持管理費の効率化など持続可能な施設を目指して、再生可能エネルギーや断熱性の高い技術を導入するなど、環境に配慮した施設を検討します。
本町は、これまでの移住定住施策などにより、総務省が発表した令和5年人口移動報告では、本町への転入者数は100人、転出者数は80人となり、2年連続「転入超過」となりました。
また、本年度は第13次まちづくり計画がスタートする年です。将来像を「住んで良かったと思えるまち」と掲げ、計画には旧新町団地跡地を有効活用した住環境の整備や、子育て施設の充実を進めるなど、速やかに総合的な人口減少対策に取り組むことにより、10年後の本町の将来目標人口を3、100人と設定しました。
町議会並びに町民の皆さんとともに、まち全体が「チームぴっぷ」として「住んで良かったと思えるまち」を目指し、町政を進めたいと考えていますので、さらなるご理解とご協力をお願い申し上げ、執行方針とします。

◇《育》(子育て)安心して子どもを産み育てることができるまちづくり
人口減少が続く本町にとって、少子化対策は喫緊(きっきん)の課題であり、子育て世代の方々にとって、安心して子どもを産み育てることができる環境を整えることが必要です。
子育て支援については、「子育て支援センター」を中心に、不安や悩みを持つ方が、気軽に安心して相談できるよう、相談受け入れ体制の充実を図り、親子の安らぎの場として「こどものひろば」を開設しています。また、本年度は民間事業者と連携し、発達に課題を抱える子どもたちを支援する児童発達支援事業所を新たに設置します。
子どもたちの給食についても、地元農産物や天然だしを使用し、食材本来のおいしさを感じ、味覚を育てるなどの取り組みに対し、財政的支援と合わせ、町管理栄養士も積極的に関わりながら食育を推進します。
うれしぱ保育園ぴっぷは、園舎を旧比布中学校「ヴィレッジ・バイ・ヴォレアス」内に移転して2年目を迎えます。移転を機に3歳未満児の受入体制を拡大するなど、充実した保育環境が提供され、町としても一層の連携を図ります。
くるみ保育園については、設置主体である社会福祉法人大悲会により、認定こども園としての新園舎を中央ふれあい広場内に移転する工事が始まっており、令和7年度の開園に向けて建設が進んでいます。
また、認定こども園の建設と並行し、中央ふれあい広場内の遊具を一新します。子どもたちの居場所や体力づくりなどを推進し、親子や町民が集える憩いの場として全面整備を図ります。本年度は工事により広場を利用することができませんので、ご理解をお願いします。
教育については、グローバル化や情報化の進展など、先行きが不透明な変化の激しい時代において、子どもたちに必要なものは、いかに社会が変化しようとも自ら課題を見つけ、学び、考え、主体的に判断・行動し、より良く問題を解決する資質や能力であり、そのためには基盤となる基礎学力、広く深い教養、数多くの貴重な体験が欠かせないものとなります。
また、人生100年時代と言われている現在、自ら参加することができる機会を充実させ、文化やスポーツ、学習活動など生涯にわたって楽しみ、心豊かな生活が送れる環境を創るため、総合教育会議をはじめ、教育委員会と緊密な連携を図りながら、教育行政の推進に取り組みます。
比布中央学校が「義務教育学校」となり3年目を迎えますが、学校づくり指針に基づいた、義務教育9年間の系統性を踏まえた一貫性のある教育活動を引き続き展開し、世界で活躍できる人材の育成に努めます。
また、子どもたちの「学び」と「育ち」に全教職員が責任を持ち、「めざす15歳」を共有しながら、「学ぶ力」「生かす力」「関わる力」の育成を重点とした教育活動を展開します。
各種スポーツ大会や運動教室をピピカツと位置づけ、運動機能の向上と楽しいと思える事業内容としながら、健康増進と交流機会の創出に努めるとともに、食による健康づくりを推進します。
また、老朽化する各体育施設については、長寿命化を図るため緊急性の高いものから計画的に改修し、安全で快適に利用できるよう、適切な維持管理と効率的な運営に努めます。

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