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新規開業

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北海道比布町

■若き女性ハンターが経営 シカ肉扱うジビエ工房PIPIYUK(ピピユク)がオープン
2月、町内の若手ハンター桑野未来(みき)さんが、シカ肉を加工販売するジビエ工房「PIPIYUK(ピピユク)」を開きました。
工房名は、アイヌ語で比布を意味する「ピピ」とシカを意味する「ユク」を組み合わせたもの。桑野さんは「害獣として駆除されるシカを活用し、おいしくて安全なシカ肉を提供したい」と意気込みます。
香川県に生まれ、自然と野生動物が身近にある北海道に憧れを抱き、大学進学を機に移住。酪農や農業のアルバイトと大好きなスノーボードを楽しみ、卒業後は旭川市内の会社で10年以上働いてきました。
令和3年春、知人ハンターに誘われ参加した食事会で、シカやクマ肉が振る舞われ、ジビエの魅力と可能性を感じたという桑野さん。釣りや山菜取りなどのアウトドアが趣味で、かねてから目指していた自給自足生活に向け、同年夏には狩猟免許を取得。知人ハンターと山に入り、猟銃の経験を積みました。
桑野さんが比布町に移住したのは昨年6月。町内の空き家を購入し、新たな環境に身を置く中で「楽しいことやワクワクすることを仕事にしたい」と、ジビエ工房を開くことを決意し、準備を進めてきました。
「町や猟友会、町民の皆さんが親切で温かく、たくさんのご協力があって開業することができた。町内外のイベントにも出店してジビエの魅力をPRしていきたい」と話します。
工房では商品の販売のほか、シカの解体・精肉、ペット用無添加ジャーキーなどを製造。町外業者へ製造委託しているシカ肉ジャーキーはピリ辛で、おつまみにおすすめ。ぜひ一度お試しください。

エゾシカ肉は低脂肪で高タンパク。シカ肉ジャーキーはピピカフェ比布駅やピピマルシェなどで、ペット用はオンラインショップなどで購入できます。

▽PIPIYUK代表桑野未来
住所:北4線5号
ホームページ:【HP】https://libertyroom-dm.com
オンラインショップ:【HP】https://pipiyuk.stores.jp
Instagram:@pipiyuk.gibier
お問い合わせ:【E-mail】pipiyuk.2023@gmail.com

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