〔pip star〕さまざまな分野で活躍する子どもたちを紹介します。

3／33

■おめでとう　文部科学大臣杯小・中学校将棋団体戦出場
#037　KeitoUemichi　上道敬翔さん
比布中央学校8年生

#038　Riku　Yanai　野内陸来さん
比布中央学校7年生

#020　Mitsuki　Umezawa　梅澤満喜さん
比布中央学校7年生
(広報ぴっぷ2019年7月号で紹介)

比布中央学校8年生の上道敬翔さんと7年生の野内陸来さん・梅澤満喜さんによる「比布中央学校」チームが、5月18日に札幌市で開かれた「文部科学大臣杯第20回小・中学校将棋団体戦」北海道予選の中学生の部で優勝し、全国大会の出場権を獲得しました。
大会は、同じ学校に通う生徒3人でチームを組む団体戦。中学生の部には11チームが参加し「比布中央学校」は4戦全勝を収め、道代表校に選ばれました。
同校の教諭で、3人が通う比布将棋倶楽部ジュニアの主宰者である福嶋顕勝さんは、「個人のスキルはもちろん、チームワークでつかんだ勝利」と喜びます。
上道さんは、福嶋さんの誘いで6年生の冬に倶楽部に入団。学校の生徒会長も務めており、持ち前のリーダーシップと明るい性格で、下級生からの信頼も厚いです。道予選では前回大会優勝校の強豪選手と対局しましたが、粘り強さを見せ、チームの勝利に貢献しました。全国大会に向けて「しっかり戦法を研究して、勝負していきたい」と意気込みます。
野内さんは、町内で開かれた将棋大会に参加し、もっと強くなりたいと、5年生の秋に倶楽部に入団。地道にコツコツと努力する性格で、オンライン将棋ゲームなどで腕を磨き、道予選では相手のミスを逃さず逆転勝利でチームを勢いづけました。「優勝できたのはうれしいけど、負けた対局もあって悔しい気持ちもある。全国大会は一勝でも多く勝ちたい」と闘志を燃やします。
梅澤さんは、兄の影響で6歳の時に将棋を始め、3人の中では一番の経験者。これまでの全道・全国大会出場経験を生かし、安定した対局で全勝。「全国大会でも、負けないという強い気持ちで臨みたい」と気合を入れます。
勉強や部活動をしながら将棋も楽しむ3人。「ギリギリのせめぎ合いや一発逆転のチャンスがあり、将棋は面白い」と声を揃えます。
7月25日に東京都で開かれる全国大会。福嶋さんは「大会の雰囲気を楽しんで、良い経験にしてほしい」とエールを送ります。

■おめでとう　全国中学生レスリング選手権大会出場
#028　Koroku　Sagae　寒河江冴六さん
比布中央学校7年生
(広報ぴっぷ2023年9月号で紹介)

比布中央学校7年生の寒河江冴六さんが、6月8日に茨城県で開かれる「沼尻杯第50回全国中学生レスリング選手権大会」の男子52キロ級に出場されます。
旭川レスリングクラブに所属する寒河江さんは、4月27日に札幌市で開かれた北海道・東北6県の選手による「第40回北日本少年少女レスリング選手権大会」の中学生男子52キロ級で第5位に入賞し、全国大会の出場権を獲得しました。
5月23日、村中町長を表敬訪問した寒河江さん。中学生の部は学年の区分けなく階級(体重)別で競うため、北日本大会では3年生の選手に敗れ、第5位という結果に。その悔しさを糧　に、全国大会では「強い気持ちを持って一勝はしたい」と意気込みを伝えました。
旭川レスリング協会の石川徹副会長は「経験を積むつもりで、強気で試合に臨んでほしい」と期待を寄せます。

※掲載情報は5月28日現在です。