■「町長への手紙」にお寄せいただいた手紙とその回答を紹介します。
▼新庁舎建設について
第13次比布町まちづくり計画にあります通り、気候変動対策・脱炭素やSDGsに沿った町づくりを目指す上で、再生可能エネルギーの導入は不可欠と思慮します。
比布町は比較的災害リスクが低い土地柄と拝察していますが、そう思っていても突然襲ってくるのが災害の常であり、それが現実となった厚真町の集中型発電所直下地震や札幌市のブラックアウトが、備えることの重要性を我々に教えてくれました。
気温上昇により災害が甚大化する昨今では、「災害は必ず来る」という前提での新しい町づくり、および新庁舎建設は、その運営を担う貴所に求められた行動指針であり、最重要項目であると私は考えます。
再生可能エネルギーとBCP対策を十分考慮した新庁舎建設をぜひ進めて下さいますよう、お願い申し上げます。
合田晋二(新町)
▽町長からの回答
お手紙をいただき、ありがとうございます。
これからの自治体運営において環境問題への取り組みと危機対策は必要不可欠であることから、令和5年度に見直しした複合庁舎建設基本構想の4つの方向性の中では「防災拠点施設としての役割を果たす庁舎」と「環境に配慮した庁舎」の考え方を示しています。
今年度、策定を予定している基本計画では、町民の皆様や関係機関からご意見をいただきながら、防災対策や環境配慮などを総合的に考慮し、具体的な方向性について検討してまいります。
▼複合庁舎建設について
「比布町の役場庁舎も新しくなるのか」と関心を持っています。広報5月号の複合庁舎建設検討通信を見て、委員会内で「多くの町民から意見をいただける場を設けてほしい」との意見が出ていたことを知りました。この意見を見た時、町内会、役場が事務局を担っている会議体、まちづくり団体が行っている会議で協議の一つとして扱い、意見をいただく方法を考えました。
当たり前の方法かと思いますが複合庁舎の建設も「まちづくり」の一つだと思いますので、比布町全体で取り組みましょう。
匿名希望
▽町長からの回答
お手紙をいただき、ありがとうございます。
建設を計画している複合庁舎については、町民の皆様のニーズを反映した利便性の高い施設を目指しています。
これまで、町民検討委員会、町内各団体との意見交換、まちづくり計画策定の町民ワークショップ等でもご意見をいただいてまいりましたが、引き続き説明会やアンケート調査などを通じて、より多くの皆様からご意見をいただきながら、比布町全体で取り組んでいきたいと考えています。
■お寄せください
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