医療制度・補助事業・税情報など、町から特にお伝えしたい大切な情報です。
■[01]道北バスの運行について
北海道上川地域公共交通活性化協議会では、上川地域の利便増進計画の策定をすすめています。計画案では、10月1日から、道北バスの名寄線・愛別線のダイヤおよび経路変更、ぴっぷスキー場線の廃止、層雲峡線の停留所一部廃止(比布町は2か所)を予定しています(現在、運輸局に申請中)。
今月は、計画されている新たな運行経路と、停留所の新設(廃止)についてお知らせします。
○令和6年10月1日以降の運行経路・停留所位置図
(※本紙をご覧ください)
問い合わせ先:総務企画課 総合政策室政策係
■[02]旧蘭留小学校の利活用について
児童数の減少などにより、使用されなくなった学校、いわゆる「廃校」が全国的に増えています。そうした廃校の校舎を取り壊すのではなく、別の形で活用しようという取り組みが各地で行われており、町においても旧蘭留小学校の利活用について募集していました。
今回、次の事業者から申請があり、施設を使用していただくことになりましたので紹介します。
▽施設情報
所在地:北9線14号
建築年:昭和58年
構造等:〔校舎〕鉄筋コン造2階建755.2平方メートル、〔体育館〕鉄骨造平屋建480.0平方メートル
▼利用目的
▽スポーツクラブの活動拠点(株式会社ヴォルフェ)
北海道上川エリアを拠点とする女子フットサルクラブ「ヴォルフェ北海道」の活動拠点として、旧蘭留小学校の体育館を活用しながら、地域住民が楽しめるイベントなども企画・運営します。
・株式会社ヴォルフェ(令和5年1月設立)
「ヴォルフェ北海道」や地域振興イベントなどを運営。プロバレーボールチーム「ヴォレアス北海道」でのコンサル経験を有する木下瑛博さんと、町地域おこし協力隊員の東谷優輔さんが共同代表を務める。
○スポーツを通じた地域課題解決・地域振興の拠点に
私たちは「スポーツの力であらゆる人々の可能性を開く」ことを使命としています。それを実現していくために、北海道のほぼ真ん中・比布町から、世界一のクラブを作りたいと思っています。9月21日には、地域の振興を体現すべく、旧蘭留小学校で「スポーツ×アート」をテーマにしたお祭りを開催します。ぜひ足をお運びください。
▽木製バット製作の工房(町地域おこし協力隊員稲原周作)
富山県で木製バット作りの技術を学び、地元北海道で独立を目指す若き職人・稲原周作さんのバット工房として、旧蘭留小学校の空き教室を活用します。
・バット工房「KITAKARA」(令和6年4月開設)
北海道から全国の舞台へ羽ばたく選手の後押しをしたい〔北から〕、限りある資源(木材)を宝物のように扱い、選手にも同様に扱ってほしい〔木宝(きたから)〕という願いが込められている。
○多くの人が町を訪れるきっかけになれば
工房の開業地を探していたところ、今回、ご縁があって使用させていただくことになりました。広すぎず、落ち着いて作業ができる良い環境です。木製バットの工房は道内では珍しく、体験会や直売も予定しているので、多くの人が比布町を訪れるきっかけになればと思います。
▼使用期間
令和6年7月~令和9年6月までの3年間
▼その他
使用する施設はグラウンドも含まれますが、地域住民の方に使用していただくことは可能です。災害時には、町の指定広域避難場所としても使われます。
問い合わせ先:
《事業に関すること》
株式会社ヴォルフェ(ホームページから)
バット工房「KITAKARA」(InstagramのDMから)
《施設全般に関すること》
総務企画課総務室財務係
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