■がんについて
◇がんって何?
私たちの体は、常に細胞分裂を繰り返しながら古い細胞を新しい細胞に作り替えています。その過程の中で、突然変異が起こってできた細胞ががん細胞です。
がん細胞は、健康な人の体でも多数作られます。ほとんどのがん細胞は、免疫細胞によって死滅させられますが、まれに生き残るがん細胞がいます。
◇がんは見つかるまでに10年から15年かかる?
生き残ったがん細胞は、細胞分裂を繰り返して約10年~15年ほどかけて約1cmの大きさまで増殖し、そこでようやく検診で発見することができます。
がんの発見が増えるのは40歳以降とされているため、検診が勧められています。
また、1cm大から2cm大になるのは1~2年ほどで、その後急速に大きくなるため、定期的な検診による早期発見が非常に重要です。
比布町民に多い肺がんは、がん検診を受けて早期に発見すれば、約7割が治ると言われています。
◇がん検診を受けていますか?
残念ながら、町内のがん検診受診率は年々低下しています。
今年度のがん検診は、2月末まで旭川がん検診センターで受けることができ、「日曜検診」や「レディースデー」など、皆さんが検診を受けやすい体制を整えています。
また、特に検診が必要な年代の方には、無料クーポン券も発行していますのでぜひご利用ください。
ご自身とご家族のためにも、検診を受けましょう
問い合わせ先:保健センター
【電話】85-2555
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