◆あなたの「知りたい」をお手伝いします レファレンスルーム
・情報図書館 司書 増田さん
情報図書館の本館に「レファレンスルーム」があるのを知っていますか。
誰でも利用できるレファレンスルームでは、司書があなたの「知りたい」をお手伝いしています。
レファレンスルームではどんな場所で、どんなことができるのか、司書の増田さんに伺いました。
◇どんな場所ですか
レファレンスルームは、調べるための本があり、調べ物のお手伝いをする司書がいる部屋です。
辞典・事典や図鑑、白書、統計書、郷土資料など調べ物の基本となる本がたくさんあります。これらの本は貸し出しすることができませんが、レファレンスルーム内で閲覧することができます。
調べ物のお手伝いをすることを「レファレンスサービス」といいます。司書が、読みたい本を検索したり、たくさんの資料の中から知りたい情報が載っている本を探したり、本の探し方のコツをお伝えしたりしています。情報図書館に探している本が置いていない場合は、他の図書館に置いていないか調べます。
知りたい事やわからない事がある時は、レファレンスルームにぜひ足を運んでみてください。
◇どんな調べ物ができますか
「キュウリを大量消費できるレシピが知りたい」や「冬囲いに関する本を探している」など生活に関する事、「江別のれんがに関する歴史を知りたい」など歴史に関する事など、さまざまな調べ物のお手伝いをしています。
また、「本のタイトルが思い出せなくて困っている」といったことでも、どうぞお尋ねください。
どんなささいな内容でも構いませんが、クイズの回答や法律相談などはお応えすることができません。
◇インターネットで調べるのと何が違いますか
インターネットと本ではそれぞれ得意なことが違います。両方を使い分けることで、知りたい情報をより深めることができます。
インターネットは素早く簡単に調べることができますが、誰でも発信できるため情報の信ぴょう性に不安があり、正しい情報が分かりづらい傾向があります。また、本一冊分の情報量はとても多く、同じ情報量を全てインターネットで探そうとするのは大変です。
本は、多くの人が関わって、時間をかけて作られていますので、比較的信頼性の高い情報が得られます。ただし、本は発行するまでに時間がかかるため、新しい情報をすぐに反映できないという弱点があります。
私たちが調べ物をする時には、本以外に、雑誌や新聞、インターネットなど、それぞれの特性を理解したうえで、資料を提供しています。
◆レファレンスルームを使ってみよう!
レファレンスのカウンターで調べたい事を質問してみましょう。
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パソコンを使って、情報図書館にある本を調べます。
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情報図書館にあるたくさんの本の中から、カウンターで質問のあった内容に関連する情報が、わかりやすく載っている本を探していきます。
所要時間は、内容によって異なりますが、その日のうちに終わらず、後日ご案内することもあります。
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情報が載っている本を紹介します。
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